これまで韓国企業をみてきましたが、今回は韓国といえばK-POPということで、韓国のアイドル事務所?では超有名な「S.M. Entertainment」(通称SM)をみていきたいと思います。
びっくりしたのがSMエンタテイメントの親会社の名前。SM(에스엠:えすえむ)なんですね。ファンの間での呼び方ではなくて、実際に略称が会社名になっているの結構韓国だと多いのでしょうか。PUBGを製作しているクラプトンでも、PUBG(通称パブジー)を実際に運営している子会社は팝지(パブジー)という名前でした。びびる笑
情報ソース
今回もDARTから期末の事業報告書をみていきたいと思います。SMも他の韓国企業と同じく12月が期末なので、4月に入れば2018年12月期のが出てくると思います。とりあえず今回は2017年12月期のになります。
…と思ったんですが、公式HPが結構優秀なので、HPを中心に事業報告書の内容で補足を入れていくという形でいきたいと思います。
財務諸表
上表はのタイトルには財務情報と書かれています。こちらは年度別の売上高(ピンク)、営業利益(紺色)、短期純利益(灰色)となっています。単位はいずれも億ウォン。約1,000万円でしょうか。
2015年には約75億円だった売上高が、2018年には約197億円と2倍以上に上がっていますね。しかし、営業利益などは赤字が続いているようです。ちなみに子会社のSM C&Cではもっと大きな赤字だったので、連結にしてやっと赤字が小さくなったという感じでしょうか。よく続けられていますね。。
利益が出にくい理由は音楽業界の低迷が原因のようです。音楽制作がメインのようで、特に影響を受けているそうです。
TV出演系も減少傾向にあるようで、逆に増えているのがインターネット上への露出のようです。
これは韓国の音楽業界?CD制作事業会社の韓国国内市場シェアみたいです。とても面白いなと思ったので載せときます。正直SM以外僕はわかりません。
あとこちらが、事業ごとの売上の割合なのですが、CD事業?(上)よりもマネージメント事業の方が6割と大きいみたいです。主要商標?は所属アーティストのものみたいです。ちょっとよくわかりません。
こちらはもう少し詳しい売上高の実績。やはりマネージメント事業の「出演料」が韓国国内、国外どちらも多いみたいです。
ちょっとこの業界には詳しくないので、また機会があったらもう少し勉強して深掘りしたいと思います。
ご要望等ありましたらコメントください。