韓国企業はカレンダーイヤーを用いる企業がほとんどで、サムスン電子も12月締めの事業報告書をよく年の4月に公開しています。
本ブログでは韓国金融監督院が運営しているDARTで公開されている有価証券報告書を翻訳しているのですが、毎年4/5らへんに前年の有価証券報告書、事業報告書が公開される形になっています。
2018年12月期の報告書も今年2019年の4月5日にアップされていました。だいぶ遅くなってしまったのですが翻訳していきたいと思います。
2019.4公示、2018年12月期財務諸表
こちらは連結の財務諸表になっています。
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2016.12 |
2017.12 |
2018.12 |
売上高 |
201,866,745 |
239,575,376 |
243,771,415 |
(前年比%) |
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118.7% |
101.8% |
営業利益 |
29,240,672 |
53,645,038 |
58,886,669 |
(前年比%) |
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183.5% |
109.8% |
連結総当期純利益 |
22,726,092 |
42,186,747 |
44,344,857 |
(前年比%) |
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185.6% |
105.1% |
売上高の成長率は鈍化しているものの、2018年も前年比1%の成長率で拡大し続けています。
営業利益、純利益も同じく成長率は下がっているものの、成長はしていますね。
2019Q1は本当に営業利益が前年比50%なのか
5日発表の暫定集計によると、営業利益は60%減の約6兆2000億ウォン(約6100億円)。これは同様の落ち込みを記録した2014年7-9月(第3四半期)以来の大幅減少。ブルームバーグが集計したアナリスト予想では56%減の6兆9300億ウォンと見込まれていた。
とありますね。これを元に嫌韓関係のみなさまがサムスン電子は終わったのではないかと言われておりますが実際どうなのでしょう。
連結財務諸表の営業実績だと、営業利益の前期比の%を見ると-42.59%となっていますね。
なのでブルームバーグさんこれって、60%減ではなく、60%が正解なのでは??
サムスン電子はカメラ部分が回転式の「Galaxy A80」や5G対応機器も発表しましたし頑張って欲しいですね〜
追記4/18)ブルームバーグさんの記事題名の「前年比」であれば60%減はあってました。申し訳ございません。
「前期比」であれば-42.59%です。