SK Siltronは半導体の重要な材料の一つである「シリコンウエハー(Silicon Wafer)」を生産している企業です。元々はLGグループ参加だったのですが、SKグループが2017年に買収しました。
トップメモリー生産メーカーであるSamsungやSK hynixにも一部シリコンウエハーを供給しているようですし、世界でもシェア5位以内に入る実力を持っている企業です。
主要製品の売上高
単位は百万ウォンで、2016年は836,297百万ウォンなので約8,300万円くらい。2017年には933,071百万ウォンで約9,300万円くらいになっています。前年比112%くらいに成長していますね。
2018年の3Qの時点は2017年の3Q時点の売上高比で約143%の975,034百万ウォンでした。
生産能力と生産実績
生産能力は2016年から2017年に移行する際に少々減っているみたいですね。
生産実績、稼働率になります。
稼働率はだいぶフルキャパで動いているみたいですね。さすがスーパーシリコンサイクル入ってる。
主要取引先
2018年3Qの地域別の売上比重が出てますね。韓国国内が50%、米国10%、台湾/中国が26%、その他地域14%のようです。200mm、300mmのウエハーを中心に販売しているので、メモリー向けに韓国国内に多く出荷しているのかなと思います。
研究開発実績
・2018年1月:300mm Logic用酸素析出制御結晶開発
・2018年1月:300mm MPU 10nm用高平坦度EPI開発
・2017年6月:200mm MCU 用微小析出欠陥制御結晶開発
・2017年3月:300mm Growing Length Base Shoulder制御技術開発
・2017年1月:300mm Logic用10nmEPI開発
・2016年8月:200mm Higher Oi極低欠陥結晶開発
・2016年7月:300mm Growing Auto Dip技術開発
・2016年4月:300mm MPU用22nm EPI開発
・2016年3月:300mm EPI Logic用洗浄Process開発
・2016年3月:200mm 非メモリー用結晶開発
・2016年2月:300mm MPU用10nm EPI開発